■普通感冒
【原因】
ウイルス(インフルエンザウイルスを除く)が感染して起こります。
【症状】
くしゃみ、鼻水、咳、のどの痛みとともに熱(通常は微熱)がでます。
【治療】
ウイルスに直接作用する薬はないため、症状を和らげるための薬を服用します。
■インフルエンザ
【原因】
インフルエンザウイルスが感染して起こります。普通感冒に比べ、激烈な症状が急激に現れます。
【症状】
突然の高熱で発病することが多く、寒気、頭痛、筋肉痛、関節痛などの症状もみられます。鼻水や咳、のどの痛みをともなうこともあります。
【治療】
インフルエンザも症状を和らげるための薬を服用します。
また、抗インフルエンザ薬を発病から48時間以内に服用または吸入することもあります。
■マイコプラズマ
【原因】
肺炎マイコプラズマという微生物が感染して起こります。若い人や学童期の子どもに多く発症します。以前はオリンピックの年に流行するといわれていましたが、最近では毎年流行が見られます。
【症状】
熱は微熱から高熱まであり、痰を伴わないがんこな咳が長く続くのが特徴です。
【治療】
マクロライド系抗生物質が有効です。
■クラミジア感染症
【原因】
肺炎クラミジアという微生物が感染して起こります。
【症状】
熱は出ても微熱程度で、乾いた咳が長く続くのが特徴です。
【治療】
マイコプラズマと同様、マクロライド系抗生物質が有効です。
■扁桃炎、咽頭炎
【原因】
細菌の場合には主に溶連菌が関与しています。
【症状】
高熱と強いのどの痛みが見られます。赤い発疹が出たり舌にイチゴのようなブツブツが出たりすることもあります。
【治療】
抗生物質が有効です。完全に治さないと後で腎炎やリウマチ熱といった合併症を起こすことがあるので、症状がなくなっても指示された期間は薬を服用しましょう。
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